首里織は、14~16世紀の大交易時代に、東南アジアや中国との交流の中で導入された技法が、琉球国の中心地である首里で織り伝えられ、貴族、士族の衣類として受け継がれた織物と伝えられています。
首里織の名称は、昭和 58 年に伝統的工芸品に指定された「首里絣、首里花織、首里道屯織、首里花倉織、首里ミンサー」の5つの技法を総称して命名されました。
着尺や帯地の和装織物を主に製作していますが、時には、伝統のくくりではない織布も、楽しみつつ取り組んでいます。
1963 | 那覇市生まれ |
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1991 | 那覇伝統織物事業協同組合にて 首里織後継者育成講習受講(初級・中級) |
1993 | 講習終了後 組合加入 |
1997 | 仲間4人で工房設立 那覇市古波蔵 |
2002 | 独立し U工房設立 那覇市壷屋 |
2005 | 工房移転 那覇市首里 |
2008 | 沖縄県工芸技術支援センター(現沖縄県工芸振興センター)にて織物講師を務める |
2009 | 沖縄県工芸士認定 |
2012 | 那覇伝統織物事業協同組合にて講師を務める |
2018 | 工房移転 那覇市古波蔵 |