工房で主に使っている絹糸は、国産の「ぐんま200」という品種の糸で、群馬県(他近隣数県)で養蚕・製糸されている生糸です。
生糸には、セリシン(繭を形成する際にお蚕さんが吐き出す蛋白質)や不純物が付着しているため、仕上げたい風合いの布になる様に調整をして精練(セリシンや不純物を取り除く)を行います。
写真上は精練前の生糸、下は精練後の絹糸